用語説明
- カブリオレ
- フランス車の幌付きオープンカーに使われる事が多い。ドイツではカブリオと名付ける事もあります。古くはフランスで開発されたデザインで、折りたたみ式の幌が付いた馬車に使われていた言葉です。元々幌を閉じた状態で設計されたオープンカーを指し、4人乗りオープンカーに多いと書いている方もいらっしゃいます。プジョー306カブリオレ、ルノーメガーヌカブリオレ、BMW330カブリオレ、E320カブリオレ、アウディA4カブリオレ、ボルボC70カブリオレ、サーブ9−3カブリオレ、等々〇〇カブリオレと云う形でオープンカーでは最も多くに使われています。ちなみに、タクシーを意味する「キャブ」の語源は「キャブリオレ(カブリオレ)」から来ているそうです。
- オープンカー
- 和製英語、造語。屋根の無い自動車の総称として使用されています。日本以外では、カブリオレ、カブリオ、コンバーチブル、スパイダー、ロードスター、バルケッタと色々な形や呼び名があります。
- コンバーチブル
- アメリカ車や英語圏のオープンカーに使われる事が多い。屋根を閉じた状態(クローズド)と屋根を開けた状態(オープン)の両方の形態に出来る自動車を指します。
- スパイダー
- イタリア車のオープンカー(2座の車)に多い。蜘蛛が低く構える姿からとか、上に載る幌や骨組みの形状から連想してそう呼ばれるとの説があります。
- ロードスター
- 古くはイギリスで屋根の無い自動車に使われてた。2座のスポーツオープンカーに使われる。代表的な車としてマツダのユーノス・ロードスターがあり、車名からもこの車を指す事がある。
- バルケッタ
- イタリア語で小船やボートを意味する。その形が似ている事から、フイアットやフェラーリのオープンカーで使われるている。
- ソフトトップ
- 幌の事を指します。布やビニールで出来ています。
- キャンバストップ
- 布で出来た幌。代表的な素材としてジャーマンクロスがあります。フルオープンだけでなく、横の柱が残り上だけが開閉するタイプもあります。
- リアスクリーン
- 幌後部についている透明なビニール製の窓。通常オープンカー用で耐久性が高い物を使用しています。ジッパー等で交換できるタイプもあります。
- ハードトップ
- 硬い屋根の事。鉄製、アルミ製、ガラス製、FRP製等がある。ソフトトップと比べハードトップと云う事が多い。M・BENZ SLの様に、幌の他に取り外し式のハードトップを備える車もあります。また近年では可動式ハードトップを搭載しているオープンカーが主流になってきました。
- ロールバー(ロールオーバーバー)
- 横転時に乗員を保護する為に設置されたフレーム。オープンカーでは後部座席のヘッドレスト後ろに設置される事が多く、瞬時に飛び出る物もあります。
- ウインドブレーカー(ウインドディフレクター)
- 風の巻き込みを軽減する為に取り付ける物。ネットで出来ている物や板で出来た物があります。
- 剛性
- 車体のねじりや曲がりに対する強さの事を指します。オープンカーでは屋根部分がカットされていますのでボディ剛性が弱くなりますが、当然他の部分に補強を入れて剛性を保っています。
- ホイールベース
- 前タイヤの中心軸と後タイヤの中心軸の長さを言います。ホイールベースが長くなれば前後方向の揺れが少なくなります。
- ユーロNCAP
- ヨーロッパで行われる自動車衝突安全テスト。自動車メーカーとは別の独立した消費者団体が行い、安全性の目安として公表される。アメリカで実施されているNCAPに対しヨーロッパ版がユーロNCAP。 参照元 Wikipedia ユーロNCAP
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絵本作家のお客様が描いて下さいました。
製作中
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